勉強を好きになるスモールステップ:興味関心編

勉強[べんきょう]無理にでも、努力して励むこと。

こんにちは、上位校突破塾ブルー教室長の井上です。

勉強と聞くと、どうしても「嫌なもの」「面倒なもの」「なるべく避けたいもの」というイメージが先行しがちで、なかなか身が入らない生徒さんは数多くいます。勉強を「しいてする」と読めば「気がすすまないことを、しかたなしにすること」とも言えます。

だからと言って逃げてばかりいられないのが現実。逃げの選択肢もあるにはありますが、どうせなら立ち向かう努力をしてほしい!(願望)

「勉強を好きになる」と題しましたが、ガリ勉になってほしいわけではありません。「普通」ぐらいで構いません。「嫌い」じゃなくなれば御の字。勉強が嫌いな皆さんに”学びを強いる”上で、少しでも楽しく意欲を出せる足掛かりになればなぁ・・・といったお話しです。

勉強が嫌い ≠ 勉強ができない 

人間の脳は、面白いと感じることに対して圧倒的に高い集中力と学習能力を発揮します。興味があることには自然と没頭し、苦痛を感じることなく知識を吸収できます。自分の好きなもののためになるとわかればおのずと勉強の効率も上がるというものです。

例えば、「医者になりたい」とか「研究がしたい」というのであれば、理系科目が外せないのはすぐにわかるかと思います。たぶんこういう人たちは、そもそも興味の方向性に勉強を向けられるし、勉強ができるはずです。

では、勉強嫌いな子の興味関心トップだと思うものを二つあげてみましょう。

「スポーツ」「ゲーム」です。

なんとなくわかるでしょ?(笑) (私の肌感覚によるものですし、当然これらと勉強を賢く両立してできる子もいます。)

勉強しない子の保護者の方からもらう圧倒的に多い相談、「部活ばっかりで・・・」「疲れて帰ってくると寝てしまって・・・」「家ではゲームしかしてません・・・」「気づいたらスマホばかりみていて・・・」などなど、上げだすときりがないですが、この二つに傾注している傾向がよく見受けられます。

スマホ利用のトップはSNSか動画サイトですが、中身は興味のあるものを惰性で見させられている状態。興味のない文字や数字の羅列を眺めるより、推しの顔や一挙一動を眺めている方が、楽しいうえに充実していると感じてしまします。

ただ、勉強が嫌いでも「勉強ができないわけではない」はずなんです。

勉強で登場する語句を覚えられなくても、アニメやゲームに登場するキャラクターの名前や地名は覚えているでしょうし、アイテムの使い方はわからなければすぐ調べに行きます。歴史の勉強はできなくても、推しの遍歴を唱えられる人は、いますし、数学の公式が覚えられなくても、サッカーのルールは覚えているはずです。

先にも述べましたが、人は興味があることには高い集中力と学習能力を発揮します。自分の好きなものとのつながりを一つでも見つけることができれば、今挙げた力を少しでも勉学で発揮できるのではないでしょうか。

自分の興味関心との「つながり」を知ろう・作ろう

さて、具体的にどんな方法でつながりを見出していくのかという話に移りましょう。

例えば、

  1. 直接的な接点を探す:勉強することでその分野の解像度を上げられる。
    • 音楽が好き → 物理学の音響学、数学のリズムパターン、歴史上の音楽の発展
    • ゲームが好き → プログラミング、確率論、心理学、ストーリーテリング
    • スポーツが好き → 生物学(筋肉の仕組み)、物理学(運動力学)、統計学
  2. 好きなものを学習テーマにする:好きなものについて勉強してみることで、幅を広げる。
    • 好きなアニメキャラクターについての英作文
    • 好きな料理のレシピを使って分数や比率を学ぶ
    • 好きなアーティストの歌詞を使って文学分析学習方法をカスタマイズする
  3. 好きなものの文脈で問題を再構成:好きなものを勉強に引き込んで、楽しいものに変えてしまう。
    • 数学の文章題を好きなゲームやスポーツのシナリオに置き換える
    • 歴史上の出来事を好きな映画やドラマのストーリーラインとして考える
  4. 好きなメディアを通じて学ぶ
    • 興味のあるトピックに関するポッドキャストや動画を見つける
    • 好きな分野に関連した本や漫画を活用する

具体的な例

  • ポケモンが好き → 生物学(分類学、進化論)、確率論(ゲーム内の出現率)、地理(地域ごとの分布)
  • 料理が好き → 化学(調理過程の化学反応)、数学(レシピの計量)、歴史(食文化の発展)
  • ファッションが好き → 歴史(衣服の変遷)、化学(繊維の性質)、芸術(デザイン原理)
  • SNSが好き → 社会学(人間関係の形成)、統計(インプレッション分析)、ライティング

実践のためのステップ

  1. 自分の好きなものリストを作成する
  2. それぞれの好きなものについて「なぜ好きか」を掘り下げる
  3. 学校の各科目との接点を探る
  4. 学習計画に好きなものを組み込む方法を考える

学びは、既に興味を持っているものとの接点を見つけることで、義務から探求へと変わります。自分だけの学びの道を創造してみてください。

注意点

興味を学びに活かすポイントは、二点。

まずは行動に移すこと、惰性で好きなものを眺めるだけではどうにもなりません。勉強も頑張りたいという意思がちょっとでもあることが大切です。

二つ目は無理強いしないこと。興味を押し付けられると逆効果になってしまいます。無理やり思い込むのではなく自然な好奇心を大切にしましょう。

おわりに

あなたの興味は、退屈な勉強を情熱的な学びに変える魔法の鍵です。自分らしい学習スタイルを見つけ、知識の世界を楽しんでください。

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