こんにちは、上位校突破塾ブルーの井上です。
先日、小学生の生徒さんからこんな質問を頂いた。
『なんで「こんにちは」は「wa」って読むのに「は(ha)」って書くの?』
ひらがな習いたての頃はよく「わ」で書いて間違えることも多いですが、なんでそうなるのか深く考えたことはあまりないかもしれません。今日はそんな挨拶の始まりの話。
これについていくつか説があるようですが、最もシンプルに伝えるなら『「今日(きょう)は、〜ですね。」がとても短くなったもの』でしょうか。
元々挨拶は「今日(こんにち)は、いいお天気ですね。」や「今日は、ご機嫌いかが?」くらい長々としていたもの。これが明治の頃の教科書で「今日は」だけに省略され、紛らわしくないようにひらがなで「こんにちは」としたものが、今私達の使う挨拶になっています。同様に「こんばんは」も「今晩は、~。」という夕方からの挨拶が短くなったものと言われています。
こう考えると「こんにちは」や「こんばんは」は「は」で書くのが正しいとわかりますね。
では、そもそもなんで「わ」を使わなかったのかと言うことにもなるんですが、これは平安時代くらいまで遡ってひらがなができた時代、その頃から「は」は「ha」とも「wa」とも読まれていました。例えば「あはれ」や「やはらか(柔らか)」みたいに「わ」が使われていませんでした。
これが実は昭和の時代まで続いていて、その頃やっと「紛らわしいっ!」となり「わ」の使い方が決められました。ただその時助詞としての「は」だけはルールとして残ったということみたいです。
他にも「おはよう」や「おやすみ」「ありがとう」など挨拶はたくさんあるので機会があれば調べてみると面白い発見があるかもしれませんね。
私も機会があればまた紹介したいと思います。

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